こんにちは、だちくさくん です。
今回もこちらのブログにお越しいただき、ありがとうございます🤗
このブログでは、日常の出来事をだちくさくんなりにまとめて、自分の行動記録の形跡を兼ねて情報発信をしています。
今回は前回に引き続き、先日わたしが受講した『同行援護従業者養成研修』についてお話ししたいと思います。
なお、この研修は『介護福祉士実務者研修』のカリキュラムのなかで、いっしょに取得したものです。
個人的感想ですのでやわらかい気持ちで最後まで読んでもらえると嬉しいです^^(因みに私なりの解釈で書いておりますのでそこの所はご了承くださいね)
それではどうぞ ↓↓↓↓↓
前回のお話
前回の記事はコチラから ↓↓↓↓↓
同行援護従業者養成研修とは
視覚障害者の外出援助を目的とした障害者自立支援法に基づく資格で、一般課程と応用課程があり、一般課程修了者は視覚障がい者の外出介助に従事することができます。
なお『同行援護』とは、視覚障害により移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行して行う移動の援護、排せつ及び食事等の介護その他の当該障害者等が外出する際に必要な援助として規定されています。
また、一般課程と応用課程にはそれぞれ決まった時間数の講義と演習を受けなければなりません。これには開催日時が決まっているため欠席はNG(その時点で資格取得条件不履行となる)です。
一般課程
一般課程は下記のような内容となっています。
< 講義 >
- 視覚障害者(児)福祉サービス
- 同行援護の制度と従業者の業務
- 障害・疾病の理解①
- 障害者(児)の心理①
- 情報支援と情報提供
- 代筆・代読の基礎知識
- 同行援護の基礎知識
< 演習 >
- 基本技能
- 応用技能
以上の内容(総時間数:20時間)となっています。
一般課程の講義内容では実際に視覚障害の疑似体験を通じ、してはいけないこと、基本姿勢からの基本動作全般についてを学びました。
2人ペアになり片方がアイマスクを装着し、もう片方の人が介助役となります。
最初は施設内(屋内)での演習でしたが、そのあと屋外へ...
しかも雨天でカッパを着ての実習でした。
とはいえ、様々な場面を想定して演習を行うことも必要なのでやりきりましたが、非常に危険を感じました。
応用課程
応用課程は下記のような内容となっています。
< 講義 >
- 障害・疾病の理解②
- 障害者(児)の心理②
< 演習 >
- 場面別基本技能
- 場面別応用技能
- 交通機関の利用
以上の内容(総時間数:12時間)となっていますが、応用課程は一般課程を修了した者を対象としていますので気をつけてくださいね。
こちらの応用課程では、一般課程よりも難易度はあがります。
実際に街中での演習でした。
駅前から出発した散歩にはじまり、買物実習や鉄道の切符購入からの乗降体験といったバラエティに富んだ内容になっています。
時間制限がかかるなかで、かなりスリリングな経験ができました。
基本的知識
視覚障害とは情報取得の障害です。
情報を提供することで、安全に、安心して、そして能率的で、見た目にも自然で、お互いがやりやすい形で、快適な移動ができるように支援することが大切です。
しっかりと声掛けをおこない、無駄な動きをなくし、止まるときは止まります。
視覚障害者の動きを制限せず、ぶつかりそうなところには触れてもらい、必ず安全に配慮して移動しよう。
そのためには、基本姿勢が大事です。
まず、同じ方向を向き、地面に対して垂直に立っていることを確認。
肩の位置が直線上で、視覚障害者の手を導くようにするとよいでしょう。
< してはいけないこと4選 >
- 引っ張っての誘導
- 白杖を引っ張る
- 後ろから押して誘導する
- 空間に放置する
これらの行為は、視覚障害者が不安と恐怖を感じるため絶対にしてはいけません。
最後に...
今回は介護福祉士実務者研修と共に受講した『同行援護従業者養成研修』についてお話ししました。
実際の演習でアイマスクを着用し、少し見えなくなるだけで普段の何気ない行動が全くといっていいほど上手くできなくなりました。日常、それだけ視覚にたよって生活しているのだなぁと実感したかぎりです。
少しでも見えないということは情報取得が不十分だということがわかり、これからの人生を考えるうえで貴重な経験となりました。
今回の研修を通じて、改めて気がついた点や、気付かされた点、また視覚障害といったことへの理解や知識を習得し今後の日常生活のなかで役立てたいと思います。
そして、
『人にやさしく、自分にもやさしく...』
これからの人生をもっと楽しく、人間らしく生きていきましょう^^
といったところで今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が少しでも皆さまのお役に立てれば嬉しいです!
それではまた・・・